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トランプ就任100日のベスト5とワースト5ポイント

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<引用元:ブライトバート・ニュース 2017.4.28>

ドナルド・トランプ大統領の最初の100日が終わりに近づき、アメリカ国民は辛うじて過半数がトランプは約束を(たとえその内容を支持しなくても)守っているという事に同意しているが、その業績に対しては大きく評価が分かれている。

歴史的基準から見て、トランプはこれまで大統領として非常に活発に指導力を発揮してきており、一連の大統領令をもって反対勢力を動揺させてきたが、野党と裁判所からの強硬な「抵抗」に直面している。

以下がそのベスト5のポイント、そしてワースト5のポイントだ。

ベスト:

1.議会に対する演説 トランプは2月28日の両院合同会議での演説で彼に批判的な人々を驚かせた。それは楽観主義的で、包括的で、緻密でしかも感情のこもったものだった。CNNの調査ではアメリカ国民の5分の4がその演説を好意的に受け止めた事が示された。演説の引用:「すべての市民にアメリカ人気質の再生を受け入れてくれることをお願いします。すべての議員が、私たちの国のために大きく大胆で思い切った夢を共に抱いてくれることをお願いします」

2.シリア空爆 トランプはシリア政権が市民に化学兵器を使用したことに対して手を打つと語り、即座に実行した。アメリカ海軍は59発のトマホーク巡航ミサイルを、化学兵器攻撃の起点となった空軍基地に対して発射した。その行動でトランプは、バラク・オバマ大統領がパトロールすることに失敗した「レッドライン」を強化した。またその攻撃は、中国に対してメッセージを送ることになった。中国の国家主席はその攻撃の瞬間にトランプと一緒にデザートを食べていた。

3.ネイル・ゴーサッチ就任 トランプは、憲法を重視する保守派のネイル・ゴーサッチ判事を今は亡きアントニン・スカリア判事が就いていた最高裁判事の職務に任命することにより、選挙中の重要な公約を果たした。ゴーサッチは指名承認公聴会で優れた対応を行った。民主党が議事妨害の脅しをかけたとき、上院多数党院内総務のミッチ・マコーネルがルール変更に十分な共和党の投票を得た。即ちトランプの立てた候補者はより容易な道を進むことになった。

4.議会評価法 トランプは、60日以内に議会が規制を廃止することを許すという、ビル・クリントン大統領が20年前に通過させたがほとんど使用されてこなかった法律を利用した。オバマ政権による規制の多くは議会に報告されていなかったため、それらに対する60日の期間が開始しておらず議会はそれらを廃止できるのだった。トランプは、オバマ政権下で施行された13の規制を廃止する法案に署名し、行政国家を押し戻した。

5.移民法執行 提案中の国境の壁がまだ準備されないにも関わらず、とりわけ国土安全保障省のジョン・ケリー長官とジェフ・セッションズ司法長官は、法執行機関を強化して犯罪を犯した不法移民を国外退去させ、潜在的な不法移民に対して愚かな真似をしないように明確なメッセージを送った。違法な越境行為は前年に比べて約3分の2低下した。

ワースト:

5.聴衆の規模についての論争 トランプ政権は、大統領就任式の聴衆の規模を主要メディアがけなそうとする試みをはねのけた。しかし、度を越してしまい参加者数についての「オルタナティブファクト」を提示したが、後にそれが正しくなかったことが分かった。それが報道陣との気の短い関係の発端となり、Saturday Night Liveに風刺の材料を与えることになり、少なくとも当初の新政権の世間に対する信頼性を損なう事になった。

4.マイケル・フリンの離脱 国家安全保障担当補佐官であったマイケル・フリンは、伝えられているところによれば、政権移行期間中にロシア大使と交わした会話の内容についてマイク・ペンス副大統領に誤った情報を提供した後辞任した。その離脱は民主党の言うところの、大統領選挙にロシアが干渉したという説をさらに悪化させ、トランプ政権が主要メディアをどれだけ否定しても限界があることが示された。

3.リーク 主要メディアに対して良く知られているように冷たいアプローチをしている政権であるために、トランプ政権のホワイトハウスは、あらゆるところから主要メディアにリークされているようだった。ジャーナリストはホワイトハウス内部の対立関係を生み出す細切れの情報を使い、それが本物であるのかそうでないのかにせよ、不安定なイメージを増幅させた。リークと対立関係はスタッフ入れ替えの中、最初の100日の終わりにかけて落ち着いたようだ。

2.入国禁止大統領令 トランプがテロの恐れのある7つの国からの入国を停止する大統領令に署名したとき、彼は反対に会うことが分かっていたが、恐らくその度合いを過小評価していたのだろう。全国の空港で抗議デモが起こり、反トランプ運動家がより幅広い「レジスタンス」運動を展開する結集点となった。リベラル派の判事は大統領令とそれに続く修正版も差止め、大統領の政策を凍結させた。

1.アメリカン・ヘルス・ケア法案 ホワイトハウスは共和党にオバマケアを入れ替えるための下院主導の法案に投票するように求めようとした。しかし、下院議長のポール・ライアンも大統領自身も法案を通すために十分な票を集めることができず、上院の共和党に来たときは既に死亡宣告を受けていた。4月末に修正された法案を通そうとした2度目の試みも失敗に終わった。今回は穏健派からの十分な指示が得られなかったためだ。

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