記事翻訳

CIAスパイが明かしたトランプのロシア疑惑についての見解

投稿日:

<引用元:NPR 2017.8.8>

ダニエル・ホフマンはCIA支局長を3度務め、モスクワでは合計5年を過ごした。ホフマンは最近辞職したが、進行中のロシア疑惑について口を開いた。

 

ロシアと選挙について

ホフマンはこれまでロシアのスパイを現場で見てきた豊富な経験から、昨年の大統領選挙に関する最大のスキャンダルの一つについて、驚くべき結論を出した。そのスキャンダルとは、2016年6月のトランプタワーでの会談のことだ。会談に参加したのは、ドナルド・トランプ・ジュニア、ジャレッド・クシュナー、ポール・マナフォート選対本部長(当時)、そしてクレムリンにつながりのあるロシア人だった。

ホフマンは語った。「私からすると、その会談は共謀のための秘密のチャンネルを築くための取り組みというより、発見されるようにした情報操作だと思われます」

NPRとのインタビューでも、ニューヨーク・タイムズの論説同様に、ホフマンは、会談が明るみに出るように意図されていたものだと主張している。つまり、プーチンは意図的にトランプタワーからクレムリンにつながるような痕跡を残したということだ。

そしてその目的は単純なものだ。つまり、アメリカの政治プロセスを貶めて、2016年の大統領選挙の信頼性を損なうということだ。

これに同意しないインテリジェンスのベテランもいる。しかし、それがCIA元支局長ダニエル・ホフマンの見方だ。

ホフマンが分かっていないことは次のことだ。「概して、実際に誰かがロシア人と共謀したという証拠を見たことがありませんし、ロシアの情報機関が選挙陣営と共謀してライバル陣営を傷つけたという証拠も見ていません」とホフマンは話した。

それとは反対に、ホフマンにとって、トランプタワーの会談が重要な意味を持つのは、それによってロシアの動機と戦術が分かるということだという考えが強い。

 

スティールの資料

元イギリス情報局員クリストファー・スティールがまとめた、トランプとロシアのつながりについての信憑性が確認できない主張についてはどうだろうか?ホフマンは情報機関がそこでも関与していた可能性があると示唆している。

「その内容を説明できる可能性の一つとして、ロシアの情報機関は資料が作成されていることを知っていたのではないかという点があります」とホフマンは述べた。「そして情報機関は本当の情報だけでなく、嘘の情報も流したということです。それが秘密の影響工作でのお決まりの手口です」

 

ホフマンはロシアがトランプについての情報を漏らしたのかどうかわからないと主張している。大統領自身は、その資料は「フェイクニュース」だと一蹴した。

一方、2月にCIAを辞職したホフマンは、ロシアのスパイが工作している兆候は見当たらないと言っている。ホフマンによればアメリカの高官は全員がターゲットだ。

「私が知っているはずです。その中にいたのですから」

-記事翻訳
-,

関連記事

ロシア捜査再検証の中、責任をなすりつけ合うオバマ政権スパイ組織リーダーたち

<引用元:FOXニュース 2019.5.16> ロシア捜査の発端に対する正式な捜査の立ち上げ――司法省の選り抜きの検察官の1人が主導――によって、トランプ陣営に対する監視活動に関して説明すべき点がある …

トランプ政権内に残るオバマ抵抗勢力はヒラリーのメールを何年も隠している(動画)

<引用元:デイリー・コーラー 2017.5.20> ジューディシャル・ウォッチのトム・フィットン代表はあきれ返っている:彼が訴えを起こした情報公開裁判に携わっているトランプ政権の職員は、未だに概してオ …

機密解除メモ:CIAはヒラリーが偽のロシア共謀疑惑を「煽る」ことを危惧した

<引用元:JusttheNews.com 2020.10.6> ジョン・ラトクリフ国家情報長官は6日、2つの文書を機密解除した。2016年夏に、ヒラリー・クリントンがドナルド・トランプを「中傷」し、自 …

次の機密解除でロシア共謀の筋書きが逆転し、トランプを不利にする取り組みを示す可能性

<引用元:JusttheNews.com 2020.9.28> 元NSC高官:ロシアがトランプを助けようとしていたという主張覆す証拠ある トランプ政権はロシア問題で、これまでで最大の機密解除の1つとな …

CIAは諜報活動強化のため諜報員により大きな権限を付与

<引用元:ワシントン・フリー・ビーコン 2017.7.26> (抄訳) トランプ大統領の下で、CIAは諜報活動の向上を目指して現場の諜報員により大きな権限を与えると同時に過剰な官僚を削減していると、C …

アーカイブ

@JpWelovetrump